私は写真館のカメラマンです。

普段お客様のごくプライベートな写真を撮影・制作してます。


私が写真をはじめた頃は白黒写真、暗室作業から教わり

フィルムやネガの取り扱い、カメラの露出、ピント合わせや

技術的な習得など今では考えられないほどのテクニックが必要でした。


今やカメラは携帯電話などにも組み込まれとても身近になりましたが

写真館のカメラマンとして伝えたいある想いがあります。



わたしの実家のリビングにいつも置いてある家族写真があります。

   
 

今は亡くなってしまいましたが祖父母が還暦の時のものでしょう、

私は小学生、祖父母、若い父母と妹と共に赤い洋服を着ています。

祖父母は笑顔でこちらを見ています。


この頃私はやんちゃ盛り

私はいたずら大好き、落とし穴を掘ったり、壁に落書きをしたり・・・

そのたびに祖父に怒られとてもこわい存在でした。

そして祖母は駄菓子屋通いでいつもお金がない私に

お菓子や小遣いをくれる優しいひとでした。


もちろん仏壇にも祖父母の写真は飾ってあります、

でもそれよりもこの家族写真を見ると

いろいろな楽しかった家族の想い出とともに

とても深い愛情を感じるのです。

いつでも見守られている、そんな気がするのです。


本当になにげない小さな家族写真なのですが、

この写真が見守っていてくれるから

何事もうまくいくような気がするし、

守ってくれる、そんな気がする。

家族写真にはひとの人生をよくする、そんな力があるとそう信じています。


私はふだん記念写真を撮っていますが、たとえ一人で写っている写真でも

写真のこちらがわには笑顔で祝福している家族がいる家族写真です。

できればこの写真のような愛情を感じるような写真が撮りたい、そう思っています。


カメラマン 原 一友

 
 
       
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